Project by BEARS ダイニチ工業/新潟辞典/新潟の企業
企業名
ダイニチ工業株式会社
外部リンクリスト
HP
Wi
Dainichi Co., Ltd.
企業業種
暖房器具や加湿器等の製造販売をメインとしたメーカー
本社所在地
新潟市南区北田中
企業概要
・暖房器具に関しては国内屈指の企業で、同サイトでも紹介している企業「コロナ」とは創業地が同地域の企業でありライバル関係でもある。
・1957(昭和32)年、現会長の「佐々木文雄」により、現社の前身となる「東陽技研工業株式会社」が三条市に設立され、家庭用石油コンロなどの生産を開始した事が起源となる。しかし1964(昭和39)年1月、東陽技研工業株式会社は経営不振のため一旦整理される事となる。理由は、プロパンガスの普及や、現在主流の芯上下式タイプの石油ストーブが登場し、手間のかかる加圧式コンロや加圧式ストーブの需要が極端に減り、市場(しじょう)が事実上消滅した事によるものである。
・だが、加圧式燃焼方式の「青い炎で美しく燃える」ことに魅了されていた現会長が、この利点を生かし、よりよい燃焼器を開発できると考え、債務整理された同年4月に再起をかけた現在の「ダイニチ工業株式会社」を設立する。また「ダイニチ」の命名秘話には、当時の現会長が社名に悩んでいたところ、夢の中に「大日如来」が現れ、そこで世の中のためになる仕事をするようにというお告げを受けたことだと言う。また、戦争で疲弊していた当時の日本を再び大きな日本へと甦らせたいということから、「大日」より「ダイニチ工業」と命名した」と言うことだ。
・1971(昭和46)年7月、業務用開放式大型石油ストーブを製造販売開始する。これまでの大型石油ストーブには煙突がついていたが、ブルーヒーターは煙突が無い。更に煙突からの熱のロスが無いことで燃焼熱を効率よく暖房に使え、燃費も良くなるメリットがあった。これは石油ストーブ業界をはじめ、庶民をもおどろかせる日本初の画期的な商品となり日本中の注目を集めた。また、「青い炎で美しく燃える」ことに魅了されていた現会長の念願が叶った瞬間でもある。この様な事からこの商品を「ブルーヒーター」と命名し、「ダイニチ ブルーヒーター」はダイニチの主力商品となた。
・1980(昭和55)年6月、本格的に家庭用石油ファンヒーターを開発、製造販売開始する。昭和55年に発売された「FA−32」では、当時の他社製品が着火・燃焼開始させるまでに5〜7分かかるところ、ダイニチだけは40秒で着火・燃焼開始させていた。ニオイも他社に比べ圧倒的に少なかったことなどで、先進的な技術を採用し多くのアドバンテージを持っていた。
・現在(2011年12月現在)では、累積1100万台の生産を達成している。またダイニチによる自社推定だが、ストーブ業界ではトップシェアであると予想している(家庭用だけではなく、業務用の販売もかなり大きい為)。
SNSや関連リンク
※ ダイニチ公式WEBショップ
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