気候
歴史
古代から平安時代まで
古代日本に統一国家が成立する前には、上越地方は越国に属していた。しかし、ヤマト王権が中央集権国家を成立させると、越国とヤマト王権の連合軍が米山以東に支配圏を伸ばし、越国は分割され、上越地方は越後国頸城郡に属した。また、畿内からの入植を示す地名として、春日山がある。
鎌倉時代から江戸時代まで
鎌倉時代になると、親鸞が直江津(上越市北部)に流刑され、浄土真宗の地盤となった。上越地方から越前地方(福井県北部)にかけての日本海側に浄土真宗系の寺院が多いのは、この名残である。
戦国時代には、春日山(上越市中心部)を本拠地とする上杉氏の地盤となったが、戦国末期になると、上杉氏は米沢に移った。
江戸時代の上越地方は、高田藩と糸魚川藩の領土となった。また、北陸道や善光寺街道も整備され、現在でも、北陸道や善光寺街道の宿場町から発達した都市や村落も多い。
明治維新以後
明治維新を迎えると、上越地方は高田県となったが、後に柏崎県に編入され、1873年6月10日には新潟県に編入された。
元より豪雪地帯である上越地方に、1911年、オーストリアの 将校レルヒ少佐から、日本に初めてスキーが紹介された。
|